妙照寺の御神木 大杉



 山門をくぐって本堂に向かい右手の方を向いて見ると大きな杉樹があります。

樹齢は不詳ですが、おおよそ鎌倉時代のものと言われています。

それを考えると日蓮宗のこの寺院に在るという事は、日蓮大聖人が初めてお題目を唱えた時と同じ750余年の樹齢である事は間違いないと思われます。

大きな枝は日蓮宗総本山身延山久遠寺の方向を指しています。また毎年、11月7日(立冬)の日に〆縄を掛けます。

特別な時に、夜間ライトアップもされ更に荘厳さを増します。

 

近年は台風、積雪により大杉先端部分が裂けるように折れてしまいました。

漢字の「杉」の「彡」は「三」の字が変形したもので、細かいものが沢山並んでいるさまを表し、「杉」は細かい針葉が沢山並んだ木を表しています。

また「杉」は国字では「椙」とも書かれます。「椙」は「盛んに伸びる木」の意味から作られ、「昌」は「盛ん」の意味であります。

妙照寺の大杉は今も昔もこれからも妙照寺が、そしてお参りに来られる皆様の家族が盛んであることを見守り、「杉」の「彡」のように家族並んでお参りにくる姿を見守ってくれるはずです。

柏市の中で一番大きな樹として柏市の文化財に指定されておりますし、

750余年の間、いろんな歴史を見守ってきたこの杉樹を守っていかなければなりません。

この杉が世の人々に教えてくれる事は風雪と戦い抜いた忍の一字か、風雪のない和であるかその人によって大杉は語りかけてくれるでしょう。